ATLUS

3話までのあらすじ

８つの種族と３つの国が魔法の恵みに抱かれる大地、ユークロニア連合王国。旅の少年ウィルと相棒の妖精ガリカは『特命』を果たすために王都グラン・トラドへ赴いた。その『特命』とは、10年前に王子にかけられた呪いを解くこと。そのためにウィルは目的を同じくする密偵のグライアスや、道中で出会った貴族ストロールと「ある計画」に乗り出す。その計画とは、王子に呪いをかけ、さらに王を殺害した将校ルイの暗殺である！しかし王の国葬が始まると突如空に巨大な岩が現れ、さらにその岩は語りだす。声の主はユトロダイウス5世。ルイに殺害されたはずの国王その人であった。

突然の国王選挙の宣告に辺りは混乱を極める中、それに乗じてグライアスはルイの暗殺に動く。…が、しかし、王の魔法による鎖でグライアスの動きは封じられ、ルイの暗殺は失敗してしまった。ルイはさらに国を脅かす怪物・ニンゲンの巨大な骸を投下。初めて見るニンゲンの姿に民たちが恐怖を覚える中で、ルイの信奉者ゾルバの魔法によってニンゲンが甦る。
甦ったニンゲンが暴れ始め、兵さえも逃げ出す中、ウィルたちは果敢に立ち向かう。かつて王子の近衛を務めていたヒュルケンベルグも加わり、作戦を立てニンゲンを攻略したかと思われたが、あまりにも強大なニンゲンを前にウィルたちは瀕死の状態に陥る。しかしウィルは諦めない心で立ち上がり、皆を鼓舞。そのとき、どこからともなく聞こえる声とともにウィルの内なる力が目覚め、英雄の姿へと変身を遂げる。覚醒した力で見事ニンゲンを撃破し、その脅威は去った。一方、実質的に王国を支配する元老院はルイに対抗すべく「王権競技会」なるものを主催して…。