本作の主人公。10代後半の寡黙な青年。
若くして「十四代目葛葉ライドウ」を襲名した悪魔召喚師であり帝都守護の重責を担う。表向きは帝都にある弓月の君高等師範学校に通いながら、探偵見習いとして鳴海探偵社の業務を手伝う書生。
探偵業を通じて情報収集を行い、悪魔絡みの事件があれば、速やかにその処理に当たる。身に纏う外套の下には、退魔の刀と銃、そして仲魔を収めた管を装備している。
※ゲーム中における「葛」は異体字を使用しています。
ゴウトの通称で呼ばれる黒猫。ライドウの御目付け役にして従者も務めており、常にライドウと行動を共にしている。人語を話すが、デビルサマナーにしかその声は聞こえず、それ以外の一般人には猫の鳴き声にしか聞こえない。悪魔召喚の秘術に精通し、様々な状況下で適切なアドバイスをくれるライドウの良きパートナー。愛嬌のある姿だがその正体とは……?
帝都の一角にて、オカルト事件を専門に扱う『鳴海探偵社』を営む男でライドウの上司。明るく飄々としており、楽しくラクに生きる事をモットーとする一方で、困った人間は見過ごせない熱い心の持ち主でもある。
意外な経歴を持っており、軍部や政府筋にもコネがある。
新聞記者として、『帝都新報』に勤務する女性。
封建的な大正の世において、女性であることで差別されることを嫌う勝気な性格で、女性の地位向上を目指している。前向きで行動的だがおっちょこちょいな面もあり、周囲からは「タヱちゃん」と親しまれる。
古くから伝わる名家『大道寺家』の一人娘。
帝都でも有数の資産家である家に生まれ育ち、『桜爛女学院』に通う女学生。物静かで穏やかな性格のため、使用人や学友たちからも慕われている。鳴海探偵社に「自分を殺してほしい」という奇妙な依頼を持ち込むが、謎の集団に誘拐されてしまう。
国の将来を憂う、陸軍少将。
「超力兵団計画」と呼ばれる謎の計画を企てている。
人間離れした力を有する特殊な部隊を使い、計画に邪魔なものは秘密裏に排除していると噂される。古くから彼を知る人々は「以前とは人が変わった」と口を揃えるようだが……。
宗像に雇われている怪しげなデビルサマナー。民芸品マトリョーシカを模した封魔具『魔トリョーシカ』を用いて悪魔を使役し、ライドウの行く手を阻む。彼のような正道から外れ、裏社会で暗躍するデビルサマナーはダークサマナーと呼ばれる。
業魔殿の主にして、悪魔合体の研究に心血を注ぐ謎の天才科学者。
悪魔や生命に関する研究のため、帝都に存在するデビルサマナーと協力関係を結んでいる。
年齢は100歳を超えているという噂もあるが、真偽は不明。