
仕事も育児も楽しむパパママ座談会
アトラスには、仕事と子育てを両立するパパ・ママ社員が多く在籍しています。
今回の対談では、最前線で活躍しながら育児に励む4名の社員が集合。
本音で語ってもらいました。

システム系プランナー

ミュージックビジネスチーム

プログラマー

プロモーションチーム
皆さん、本日はよろしくお願いします。
まずは今のお仕事内容と、
お子さんの年齢について教えてください。

私はミュージックビジネスチームという部署にいて、ゲーム内で流れる楽曲の音楽著作権の管理、サウンドトラックや、音楽イベントの制作に関わっています。 子どもは今3歳です。

入社以来15年以上に渡って、プロモーションを担当しています。 最近だと『メタファー:リファンタジオ』や『ペルソナ3 リロード』『真・女神転生Ⅴ Vengeance』に携わっていました。 子どもは6歳です。

システムプランナーとして、『メタファー:リファンタジオ』という作品を担当していました。 バトルフィールドの挙動や敵の配置などを設計しています。 子どもはまだ0歳です。

プログラマーを担当しています。 ゲームのセーブデータやネットワーク、DLCなどに関わる機能をプログラミングする仕事です。 子どもは息子が2人いて、上の子が3歳、下の子が1歳になったばかりです。
出産や育児にあたり、
どんな社内制度を利用しましたか?

出産休暇と育児休暇を合わせて2年間ほど取得しました。 元々の予定では、2020年の年末に出産した後、年明けの4月には保育園に子どもを預けて、現場に復帰するつもりでした。 でも、いざ我が子と対面してみると、「この子ともっと一緒にいたい、保育園に入れるのはもったいない」と思うようになってしまって。

かわいい我が子ですもんね…。 休暇は延長できたんですか?

はい。 休暇の延長を上司に相談する時は、申し訳ない気持ちもあったのですが…。 でも上司は「赤ちゃんと過ごせる時間は今しかないもんね」と快く承諾してくださって。 すぐに後任のメンバーをアサインしてくださいました。

周囲に相談しやすい雰囲気って、本当に大事ですよね。 私の場合は、妊娠期間に体調不良が続き、産休直前で要絶対安静になってしまったので、会社に相談して、産休の前に3週間の休職を申請しました。

それは大変だ…。 業務の引き継ぎは早めに進められたんですか?

そうですね。 早い段階から上司に相談していたので、引き継ぎはスムーズに進みました。 とくにプロモーションチームにいると、作品の発売記念イベントに同行するなど、体力の要る仕事も多いのですが、そういった仕事はすぐに他メンバーが引き継いでくれました。 男性社員の皆さんはいかがですか?

私は2ヶ月の育児休暇を取得しました。 周りのパパ社員も1〜2ヶ月の休暇を取得する人が多いので、とくにハードルを感じることなく申請できましたね。

私も、長男と次男それぞれで、育児休暇を1ヶ月ずつ取得しました。 長男の時は、チームメンバーがサプライズで子どもの名前入りのバスタオルを贈ってくれたのが嬉しかったです。 あれから4年ほど経ちますが、今でも大切に使っています。

1人目の時と2人目の時で、育休の取りやすさって変わりましたか?

1人目の育児休暇を取得したのは2019年頃だったのですが、社内にはまだ育休の前例が少なくて。 自分から積極的に、上司や労務に復帰までの段取りを確認していた気がします。 でも、2023年に2人目の休暇を取得した時は、会社のフォロー体制が進化していて驚きました。 育休取得を申請したら、労務の方がメールでの説明だけでなく、打ち合わせを設定してくれて。 社内制度が詳細にまとめられた資料を見ながら、ひとつずつ丁寧に説明してくださいました。

私の時も、妊娠初期に人事部長が自ら打ち合わせの場を用意してくださったのが印象的です。

これからも、パパママ社員に優しい環境がどんどん整っていくといいですね。




子育てしながらの働き方はどうですか?

出産前は毎日出社していましたが、今は在宅勤務制度も活用しています。 私は通勤時間が片道1時間半なので、それを削減できるのは嬉しいですね。

私も在宅勤務制度に助けられています。 残業することもありますが、子どもに「おやすみ」を言える時間までには、退勤できるように心掛けていますね。

私は時短勤務をしているので、毎日17時までには必ず退勤しています。 必然的に、業務を効率化するようになりましたね。

分かります。 絶対に残業できないと思うと、自然と生産性を上げる工夫を考えますよね。 私は集中力を高めたい時、休憩時間をとってコーヒーを飲むようにしています。

私は子どもを保育園に送った後、部屋でアトラスのサウンドトラックをガンガン流して、テンションを上げていますね(笑)。

いいですね(笑)。 でも、子どもが体調不良になった時とか、イレギュラーな事態が起こると大変ですよね。

うちは子どもが体調を崩しやすくて、チームメンバーに助けてもらうことが多いです。 チームに「子どもが熱を出してしまいました」とチャットすると、すぐに誰かが仕事を巻き取ってくれますね。

ありがたいですね! そういえば、皆さんは子どもが生まれてから、仕事に対する考え方って変わりましたか?

かなり変わりましたよ。 以前は仕事のミスで落ち込んだり、腹が立つことも多かったのですが、今は「子育てに比べたらへっちゃらだな」と平常心で受け止められるようになりました。 周りからも「変わったね、大人になったね」と言われます(笑)。

私は仕事と家事を両立する意識が強くなりましたね。 妻とは家事を分担できるように、ふたりで話し合って出社日が被らないようにしています。
A.H.さんはどうですか?

私の場合は、周りのサポートがあるおかげか、出産前後で大きく変わったことはないですね。

子育てのことで悩んだ時、社内の誰かに相談したりしていますか?

チームメンバーはもちろん、社内のパパママコミュニティに助けてもらっていますね。

そういうコミュニティがあるんですね!

そう! 全グループ会社共通のパパママ社員専用のチャットグループがあって、ちょっとしたことも気軽に相談し合えるんです。 最近だと、チャットを通じて他部署の方から子どものおもちゃを譲ってもらいました。

それはいいですね。 私も今度使ってみようかな。




最後に、これからどんなキャリアを
歩んでいきたいか教えてください。

会社の後輩たちに「安心して子どもを育てられる会社だ」と思ってもらえるように、子育てしながらバリバリ働いていきたいです。 私と同じように、子育ても仕事も両方がんばりたいという欲張りな方に、少しでも勇気を与えられたら嬉しいですね。

私の妻もアトラス社員なのですが、産休を取る前に、先輩ママであるY.M.さんに相談したと言っていました。

一緒にご飯に行ったのが懐かしい(笑)。 今では彼女もママ社員として復帰されていて、頼もしいです。

私は今の仕事が大好きなので、定年退職まで働き続けたい。 楽しみながら働く姿を子どもにも見てもらいたいです。

私はせっかくゲーム制作に関わるなら、作品全体を統括するディレクターを目指したいと考えています。

実際に、お子さんがいらっしゃるディレクターも多いですよね。

そうですね。 私が所属している部署のプロダクション長も、パパをしながら物凄い仕事の量をこなしていて。 自分はまだまだ経験も知識も足りないですが、身近にいる先輩を参考にして、少しずつレベルアップしていきたいと思っています。

私は息子に誇れるゲームを作っていきたいですね。 10年後には、自分が関わった作品をプレイする息子を見るのが夢。 20年後には、お酒を酌み交わしながら、ゲームのこと、仕事のこと、いろんな話をしたいですね。