OUR JOBSLOCALIZE BRIDGEブリッジチーム


世界とアトラスの
架け橋になる。
- 主な担当作品
- 『ペルソナ5 タクティカ』
- 『ペルソナ4 ザ・ゴールデン(リマスター版)』
- 『ペルソナ3 ポータブル(リマスター版)』 など
- 好きなキャラクター
- 巽完二 (『ペルソナ4』)
前職は電気製品メーカーの海外営業。 好きなことを仕事にしたいとゲーム業界への転職を決意。 学生時代にプレイしていた作品がきっかけとなり、アトラスに入社する。 入社後は、その語学力を活かし、世界各国のグループ会社との連携をサポートしている。
クリエイターの想いが伝わるように。
私の仕事は、一言で言えば、海外の制作協力グループ会社と社内のクリエイターの「架け橋」になること。 クリエイターの伝えたい、表現したい内容が海外版に正しく反映されるように、アジア、北米、欧州をはじめ、世界中のグループ会社と連携します。 たとえば、シナリオに「丸」という言葉があった時、単に「circle」と置き換えたのでは、原文で伝えたかった意味とかけ離れてしまう場合もあります。 「丸」は何かの伏線になっているかもしれないし、「仲間との一体感」の比喩表現かもしれない。 シナリオのテキストだけでなく、BGMや効果音、モデル、グラフィックの素材など、制作される全ての要素は誰かが生み出したもので、何かしらの意図が込められている。 各国の担当者がそれらを理解した上で、足並みを揃えて作品に携われるよう、必要な情報をまとめたり作業環境を整備したりといった補助を行います。 日本語版の原作をプレイした時とまったく同じ感動を海外のユーザーにお届けするためのサポートこそが、ブリッジチームの使命です。

国境を越えて、
作品を届けるために。
海外版を制作する上でもう一つ大切にしているのは、日本と海外の常識の違いを理解すること。 その重要性を痛感したのは、ある作品のロゴ制作に関わった時でした。 全世界で共通したロゴを用いるため、海外のマーケティング担当者と相談していた際、こんな話を聞きました。 「欧米のゲーム売り場では、お客様は自らパッケージを手に取ることができない場合もあります。 興味のある作品があれば店員に声をかけ、ディスプレイの鍵を開けてもらうんですよ。 」なるほど、と膝を打ちました。 海外では、パッケージ前面の第一印象で勝負が決まる。 だからこそ、タイトル名の読みやすさとデザイン性が両立したロゴを制作する必要がある。 クリエイターにもすぐに事情を伝え、ロゴの文字数や配置などを調整することになりました。 しかし、可読性を追求したい一方で、つまらないデザインにはしたくない。 その絶妙なバランスがすり合うまで、日本語と英語それぞれで、何十回も話し合いを重ねました。

未来の仲間に
伝えたいこと。
作品が完成し、エンドロールに自分の名前が載っているのを見た時は、思わず写真を撮って友人に送ってしまうほど嬉しかったです。 アトラス作品のエンドロールには、何百名もの名前が連なりますから、私の影響力はたったの“数百分の一”とも言えます。 けれど、どの“一”が欠けたとしても、決して完成には漕ぎ着けなかった。 画面に流れる名前を見ると、誇らしく思うとともに、気が引き締まります。 現在はブリッジチームの業務だけではなく、通訳者としてボストンの合同会社説明会に参加するなど、アトラスがよりグローバルな企業となるための採用活動を支援させていただいています。 私自身も10代の頃、アメリカの学校に通っていましたが、クラスでは日本のゲームが大流行していたことをよく覚えています。 どこの国でも、どんなバックグラウンドを持つ人も、感動できるゲームがある。 そんなゲームを世に送り出せる仕事がここにある。 これからは、アトラスと未来の仲間を繋ぐ架け橋にもなれたらと思います。

WORK
TITLES
SCHEDULEブリッジチームの一日

早めの時間にMTG.をします。Zoomの背景が
『ペルソナ4』のものだと
気づいてくださる方も多く、
世界中の方とお話しする
きっかけになっています。